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復活祭後から彼の調子が著しく悪くなり、救急外来で(部屋数が少ないので廊下のベッドで)3泊過ごし火曜に帰宅しました。 彼息子もロンドンから駆けつけてくれ、色々と助けてくれましたけど、新治療を待っていたにも関わらずイタリアではまだ認可を受けておらず、来月から始まるかも?ということでしたが、今の体調では無理ということでした。何の治療もできないそうです。。絶望です。 日に日に状態が悪くなっており、とても辛いです。 これからは看取り介護ということになるんでしょうね。。
毎日看護師さんが来てくれることになり、週1度医師が診察しに来てくれることになっています。(今来てくれましたが、体調を尋ねて、血圧、酸素濃度を測っておしまいでした)
モルヒネシールを使用しており、救急外来へ行ってから倍になってしまったのですが、始終眠くて頭も働かないようです。足元もふらついているので、目を離している時に、家の中で2度転んでしまいました。大の大人を立たせるのは容易でなく彼息子がいてくれるので何とかできましたけど、家の中での移動は付き添いが必要ですし、一人にはできません。 それに喋るにも呂律が回らないというかハッキリしないので耳が悪い私には聞き取るのに何度も聞いてしまい、彼もストレスが溜まっているような気がします。 2人で彼ママの介護をしていましたが、まさか彼まで要介護になるとは思ってませんでした。
彼姉夫婦はご主人のお母様が亡くなられて帰郷していますし、すぐ近くに住んでいる親友のベッタさんは5月中旬まで旅行中。ベッタさんの従姉妹さんが何かの時には助けてくれることになってます。 彼息子は仕事をしていて2日休みをもらって今はリモートで仕事をしていますが、土曜にはロンドンに帰ってしまいます。
一昨日に雹が降る嵐が来て、またテラスに面した部屋に水が入ってきてしまいました。ドアが2つあるので、彼息子と一緒に水分を取ってはバケツに入れて捨てるという作業を1時間ほどしました。 今までも4、5回あり、彼と一緒に掃除してましたが、一人でとなるととても無理があります。 早速彼息子にシリコンを買ってきて処置してもらいましたが上手くいくよう祈ってます。
いろんなことを1人でやらなくてはならなくなり、非常に不安です。。
このような状態でダイエットはもちろんのことできないので、お休みしたいと思います。
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モルヒネを使って痛みをコントロールしていても、呂律が回らなくなったり、ふらついて転んだりするなら本人の人間としての尊厳も損なわれて、本人が一番つらいと思います。
治療法があるのに、使えないというのも残念過ぎます。
ガイアさんが一人で看るのも無理がありますよね…。
本当に辛いのですが、最後まで彼に付き添ってあげたいと思っています。
老人施設で働いていてお掃除に来てくれているアンジェリーナさんに色々聞きながら対処していきたいと思います。
今旅に出ている親友も帰宅したら力になってくれると言っているので少し安心です。
彼ママの具合が悪い時、主治医に診察に来てほしいと何と言っても来てくれなくて4度目にやっと診察しに来てくれました。彼の代わりに話を聞きに行くにしても数時間まちはザラですし、今回医療家庭アシスタントというシステムを取り入れて、緊急の電話番号(医師、看護師、休日のための医師)を書いてくれたり、緊急用の薬も箱で用意してあり頼りにしています。
私自身の診察もあり、その場合は誰かに来てもらうことにしますが、唯一彼が転んでしまうと一人で抱え上げられないのが困ってます。昼間だったらここの住まいの住人の男性に頼んで起こしてもらえるでしょうけど、夜中だと困りますよね。この場合は緊急連絡したら誰か来てくれるのかもしれません。
まだ介護を始めて3日目なので、とても大変だと痛感していますが、彼息子がロンドンに戻ってしまってからどうなるのか。少しずつ問題をクリアにしていきたいと思います。
本当に最後の最後まで彼に付き添うことができて良かったと思っています。1シーンごとに鮮明に覚えており、一生の宝物ですね。彼も幸せだったと思います。