大相撲初場所は昨日千秋楽でした。 では推し力士について語ってみましょう。
先場所に初優勝し今場所の結果次第で 横綱昇進が期待された大関・琴櫻が まさかの絶不調。 負け越しで場所を終える事態になって しまいました。
場所前の稽古総見でも調子が悪かった ようですし、稽古が不充分だったのか。 これは推測ですが、優勝後と言うのは お祝い事だったりメディアの取材だったり 通常の場所後とかなり異なるスケジュール になります。 そのせいで今場所に向けての体作りが 出来なかったんじゃないかと思われます。 もちろん仮にそうだったとしてもそれを 言い訳には出来ません。 実際2場所連続優勝した力士はいますし。 琴櫻については残念でしたが、来場所に 奮起してもらいたいものです。
関脇の大栄翔は14日目までに10勝4敗と 好成績。インタビューでは『11勝したい』 と言っていたそうです。 10勝じゃなく11勝と言うのは、恐らく 大関昇進の目安「三役で三場所合計33勝」 を意識した物ではないかと思われます。 なので千秋楽には是非とも勝ちたい、と 言ったところでしょうか。
しかしその千秋楽の相手が何と小結の阿炎。 阿炎は11日目に7勝してから3連敗して、 勝ち越し寸前で足踏み状態。 千秋楽には是非とも勝ちたいのですが…。 確かに今場所はこの2人の対戦はまだ無い と思っていましたが、まさかここで当てて くるとはまるで鬼畜の所業。 もちろん取組を決める審判部が悪い訳では ありませんが、観ていて苦しい一番になって しまうのは必至です。
結果は大栄翔に軍配。阿炎は負け越しです。 とは言え、大栄翔が目標の11勝をあげたのを 良しとしましょうか。 阿炎も負け越したとは言え7勝8敗で1点の 負けですので、他の力士の成績との兼ね合い では来場所も小結に留まれる可能性もあると 思います。
琴勝峰は14日目までに5勝9敗と大敗して、 来場所は十両に陥落する恐れがありましたが 千秋楽は白星をもぎ取りました。 これで幕内に残れればいいのですが…。
北勝富士は何と初日から全休。今場所は前頭 14枚目でしたから、来場所は十両陥落を覚悟 しなければならないでしょう。
栃大海は先場所10勝あげて十両7枚目まで 番付を上げました。今場所も11日目に8勝目 をあげ勝ち越しましたが、そこから4連敗で 8勝7敗止まりでした。 できれば2桁勝利をして欲しかったものです。
2桁と言えば先場所新十両で残念ながら7勝 止まりだった琴栄峰。 今場所は優勝争いに絡む大躍進で、14日目に 残念ながら敗れ優勝争いから脱落してしまい ましたが、それでも10勝5敗で今場所を終え ました。 来場所どれだけ番付が上がるか気になります。
そんなこんなで初場所も終わり、今日からまた 相撲ロスが始まってしまいますが(^_^;)、3月の 大阪場所では推し力士がみんな好成績をあげ られるよう期待します。
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