わたしは書き文字を 副作用・アカシジアで失った頃から 年賀状じまい、を自然としてきた。
少女らしい丸文字。
もうあの頃のようには書けない。
ロドピンというお薬の 副作用で左手で無理に書いたような 大きな不細工な文字になったのだ。
それを見た妹などは「ショック」と言ったし、 友人は「どうしたの?!」とやはり ただ事じゃない雰囲気になった。
わたしは説明が面倒だし、 この文章も記していて超つまらない。
「副作用です。 身体が震えて 字も満足に書けないので 薬を替えてください」
わたしの訴えを まるで聞かなかった医師にも 強い感情があるしな。
医師の名前を覚えてる。とても忘れられないよ。
年賀状はそんなわけで 20歳前からやめています。
以降、パソコン時代で メールに軸足を置いて 書き文字には戻れなくなった。
ペンを持つことが極端に減った。 気後れするのが先。ため息もつく。
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